ほものふりかえりとこれから

ゲイがいろいろ書きます 略してほもふり 

アートは単なる好みでありもっと気楽に消費すれば良い問題

この前ちきりんさんのツイートをお見かけしたのですが、こういった問いかけでよく見かける反応は『アートって難しい。。。』というもの。

アートの難しさについて書きたくなったので書きます。

アートって難しいんでしょうか?確かにそんな空気感はありますよね。美術館はなんか厳かな雰囲気だし解説文めっちゃ長いしよくわからない語句が書いてるし見ても読んでもよく分からないし。

画廊とかギャラリー行ったらもっと分からなそうだし高額な絵を勧められそうだし私にはアートなんてわかりません~~ってなりますよね。

でも所詮絵なんで、自分がいいと思うかどうかというただそれだけを考えればいいんです。美術館にあるとなんだか1枚1枚に価値があって(まあ実際価値はあるとされているんですが)、そのバックストーリーもちゃんと把握して鑑賞しないといけない。。見たいな使命感にとらわれがちなのですが、あんなのマッチングアプリの一つの写真みたいなものです。

マッチングアプリの写真を見てパッと見で無理だな。。と思った人のプロフィールじっくり見る人いますか?いないですよね。それぐらいの感覚でパッパッと流し見すればいいんですよ。流し見していく中で、『お、これは?』と思うものが何個か出てくると思います。それが自分の好みということです。プロフィールから見ようとするからしんどくなるんです。

そういった作品がもしあるならば、それは価値のある展示会ということですし一つもなければクソ合コンと同じ、単なる自分には合わなかった。ハズレというだけです。

どれほど世間で評価が高いとされているものでも自分にとってクソだと思ったらクソなんで、律儀に1枚1枚列作って鑑賞する必要マジでないっすからね。

よく名画として美術館に飾られているものも、元々は何かの記念とかで自分たちを美男美女として書いてもらうための自画像とかが多かったわけですから、Snowの加工写真みたいなものですよ。アートがいろんな趣味の中で特別に高尚だなんてあるわけないない。同人誌と何ら変わりのないものです。

自分は美術館にはほとんど行かないで、画廊とかギャラリー行くのがほとんどです。理由はシンプルで、一目惚れした人が既婚者だったら辛いじゃないですか。お金出せば好きなものが買えるなんてサイコーですね。美術館と違ってお金も一切かからないし。

ギャラリーの敷居の高そう感はホント何なんでしょうね?全然話しかけてこないし2分ぐらいで気になる作品がなかったら僕はすぐ出ちゃいます。それぐらい、特に行動が束縛されるような空間ではありません。

束縛されるのは○ールビバン系だけです。あれは現代アートとは違うのでいかないほうがいいとは思うぞ。ラッセンがマジで好きだというならいいけど。

何が言いたいかというと、イケメン探しする目でフラフラギャラリー見ると色々気づきがあると思いますよ。自分がどういう作品で心が動くのかを知っていると、日々のセンスも磨かれるような感じはします。 絵画置いてある部屋を取っ散らかすわけにもいかないしね。

そうはいっても高いじゃん?という声、まあ買うのであれば最低3~20万は見といたほうがいいんですが。

とはいえめちゃくちゃいいと思った作品が仮に人気作家であれば、売るときに同じ値段以上で売れる(はず)なので実質タダみたいなもんです(白目)

そんじゃーね。