ほものふりかえりとこれから

ゲイが今までを振り返ったり前に進んだりします 略してほもふり

読書記 1984年製の観覧車

最近自分に対するインプットを増やそうとしています。メンズエステ通いもその一環なのです。 あれから5回通って、今のところウエストが-4cmになりました。後14回程度残っているので、夏にはかなり美しくなれそうです。再来月で26歳という現実に何とか立ち向かっています。

インプット増として、最近遠ざかっていた小説を読むことを再開しました。 今日は1984年と夜行観覧車を読破しました。全然ジャンルの違う二冊でしたが、どちらも面白かったので簡単に感想を書いておきます。(なるべくネタバレなしです。)

① 1984年 ジョージ・オーウェル
ディストピア物大好物なんです。徹底的な管理社会による人間の荒廃と、そこを抜け出すために微かな光を求めてあがくのがたまりません。この作品はディストピアの中でもかなり有名ですね。読んだ後爽快な気分になるような作品ではないですが、巻末の作品解説によって少しだけ救われました。暗く重苦しい拷問シーンでの台詞回しが素晴らしかったです。

一言感想:愛は地球を救ったり救わなかったりする


夜行観覧車 湊かなえ
勝手に芦屋をイメージして読んでいました。高級住宅街のエリート一家にてある日母親によって父親が殺される事件が発生し、色んな人の角度(主に一家の子供達と近所の家族)から事件の謎を埋めていくというお話です。

とても印象に残っているのが、坂道から転げ落ちないように必死で踏ん張っているという台詞です。 作中の住宅街では、坂の上に行けば行くほど地価が上がり、偏差値の高い学校が存在しているという世界で、実際神戸はこんな感じでした。

坂の下から上へ無理して這い上がってきた人間は坂の傾斜によってまた転げ落ちないように毎日自分を擦り減らしているという意味合いで、日常の登下校のシーンでそれを表現しています。 僕も同じようなタイプなので、大学や会社の同期とはちょっと生まれが違うよな。。と感じることが多くこの台詞は響きました。

この小説で最も秀逸だと思ったのは最後の2ページです。要は物語で起きた事件の全容をかいつまんだ内容なのですが、ニュースで表される表面と現実の差異の違いに気づける読者としてはニヤリとさせられる内容でありながら、殺人事件が起きた家族のこれからの生活に向けた前向きさを感じました。

一言感想:ネットとご近所怖い


次はグレッグイーガンを読んでみたいと思いますが、はたして解読出来るのでしょうか。。