noteやらブログを見ていると、何となく職業や属性によって同質の文章だなと感じることがある。 特にベンチャー系、専業主婦系、投資系は顕著に似ているような感覚がある。
自分もぼんやりとコンサル系の教育を受けた分、文章作成する時にはそれなりに文章間の繋がりや構造化を意識したり、似た意味の言葉は同一文章内では特別の意図がない限りすべて統一する(しなければならないような意識)等、かくあるべし的なルールから逸脱できない呪いにかかっている。
そういう意味ではコンサルが書いてる文章はスラスラ読みやすい(元々そういう技術なのもあるし、書き手の意図を想像して先の展開を予測したり補完して読める)ように感じるが、コイツやってんなーという薄ぼんやりとしたつまらなさもあり、なんともアンビバレントな感想である。
何が言いたいかというと、自分の文章およびそれに似た境遇の人が書く文章にはあまり面白さを見いだせないという事だ。
自分は中々のオモカスであるが、彼らの文章は自分の脳からはまあ出力できないだろうなという怪文書が殆どであり、それ故の面白さがある。
特にみくのしん氏の記事は全般すさまじすぎる。脳にコード直結して思考を全部書き出しているのでもないと説明できないほど縦横無尽である。昔のやばい個人サイトを思い起こさせる。
フルーツサンドの記事(軽く炎上したらしい。むべなるかな)は一種感動すら覚える。記事内における視線の誘導線を格ゲーのコマンドに置き換えるとかいう発想、異次元すぎる。
まあ、ライターはライターでもしかしたら自分のような文章を書きたいと秘かに思っているのかもしれない。
ない物ねだりである。